無骨なペンダントライトでつくる、インダストリアルな賃貸インテリア
インダストリアルな部屋に憧れるけれど、「どんな照明を選べばいいか分からない」と悩んでいませんか。工場や倉庫のような無骨な雰囲気を取り入れたインテリアスタイルのインダストリアル。黒いアイアン、スチール、古材、レザー、レンガ、コンクリートなどの素材を組み合わせることで、男前でかっこいい空間を作れます。
ただし、金属製のペンダントライトは、選び方を間違えると部屋が暗くなったり、眩しすぎたり、賃貸の天井に取り付けられなかったりすることがあります。この記事では、インダストリアルな部屋に合うペンダントライトの選び方、明るさとサイズの目安、賃貸での取り付け条件、家具との合わせ方まで分かりやすく解説します。
目次
素材感で選ぶインダストリアル照明
照明の素材感がインダストリアルな空間を作るにとても重要です。プラスチックのような軽い素材より、スチールやアイアンなどの金属素材を選ぶと、無骨でかっこいい印象になります。
黒のスチール・アイアンを選ぶ
ペンダントライトを選ぶ際には、黒のスチールやアイアン素材がおすすめです。金属の鈍い光沢が、古材のテーブルやレザーソファとよく合います。
- 黒アイアン
- スチール
- 古材
- レザー
- レンガ
- コンクリート
プラスチック製の照明を選ぶと、家具に重厚感があっても照明だけが安っぽく見えることがあります。無骨な雰囲気を出したい場合は、まず素材を確認しましょう。
黒や金属が多い部屋には観葉植物を足す
黒や金属の面積が多くなりやすいインダストリアルスタイル。かっこよく見える反面、やりすぎると暗く重たい印象になることがあります。その場合は、観葉植物を置いて抜け感を作りましょう。
コンクリート風の壁紙や黒い家具の部屋でも、グリーンが入るだけで空間がやわらかくなります。部屋の隅、棚の上、ソファ横などに植物を置くと、無機質な空間に自然な温かみが加わります。
光の色は2700K〜3000Kの電球色にする
電球色がよく合います。おすすめは2700K〜3000Kです。K、ケルビンとは光の色を表す単位で、数値が低いほどオレンジ色に近く、数値が高いほど白っぽくなります。
- 2700K〜3000K:温かみのある電球色
- 3500K前後:自然な温白色
- 5000K前後:白っぽい昼白色
青白い昼白色を使うと、金属の冷たさが強く出て、部屋が寒々しく見えることがあります。温かみのある電球色で古材やレザーの質感をきれいに見せましょう。
金属シェードの暗さと眩しさを防ぐ
金属シェードを使ったペンダントライトがインダストリアル照明では多いです。見た目はかっこいいですが、金属は光を通さないため、部屋全体が暗く感じることがあります。また、ワイヤーケージ型や浅型シェードは電球が見えやすく、眩しさにも注意が必要です。
アイアンシェードは多灯分散で使う
アイアンやスチールのシェードは、光が下方向に集まりやすい照明です。テーブル上を照らすには向いていますが、1灯だけで部屋全体を明るくするのは苦手です。部屋の暗さを防ぐには、多灯分散を取り入れましょう。
多灯分散とは、天井照明だけでなく、フロアライトやテーブルランプなど複数の照明を組み合わせる方法です。
- ペンダントライト:テーブルやカウンターを照らす
- フロアライト:部屋の隅や壁を照らす
- テーブルランプ:手元や低い位置に光を足す
- スポットライト:壁や植物を照らす
複数の光を組み合わせることで、暗さを補いながら、インダストリアルらしい陰影も作れます。
電球が見える照明にはフィラメント風LEDを選ぶ
ワイヤーケージ型や浅型シェードは、電球が見えるデザインです。このタイプには、フィラメント風LEDがよく合います。フィラメント風LEDとは、昔の白熱電球のように、発光部分が細い線で見えるLED電球です。
白いプラスチック部分が目立つ普通のLED電球を入れると、生活感が出てしまうことがあります。消灯時の見た目まで整えたいなら、電球そのもののデザインも確認しましょう。
眩しさが気になるなら40W相当以下を目安にする
電球がむき出しの照明は、明るすぎると眩しく感じやすいです。特に、ダイニングやカウンターのように座った時の目線に入りやすい場所では注意しましょう。
眩しさを防ぎたい場合は、40W相当以下、約400lm程度を目安にするのがおすすめです60W相当以上の明るい電球を入れると、直視した時に目が疲れることがあります。足りない明るさは、フロアライトや壁面照明で補うと快適です。
ペンダントライトのサイズと高さを決める
ペンダントライトは、デザインだけでなくサイズと吊るす高さも大切です。大きすぎると圧迫感が出て、小さすぎると空間が間延びして見えることがあります。使う場所に合わせて、数値の目安を確認しておきましょう。
1灯吊りは直径30〜40cmが目安
幅120〜150cmのダイニングテーブルに1灯吊るす場合は、直径30〜40cm程度のシェードが目安です。テーブル幅の約3分の1を意識すると、バランスが取りやすくなります。大きなアイアンシェードを1灯吊るすと、インダストリアルらしい存在感を出せます。
ただし、天井が低い部屋では圧迫感が出やすいため、シェードの厚みや吊るす高さも確認しましょう。
多灯吊りは直径15〜20cmの小型タイプを選ぶ
ダクトレールで複数のペンダントライトを吊るす場合は、小型タイプを選ぶのがおすすめです。目安は、直径15〜20cm程度です。
大きなシェードを複数並べると、天井まわりが重く見えたり、ごちゃごちゃした印象になったりします。そのため、小ぶりなアイアンシェードを等間隔に並べると、カフェやバーのような雰囲気を作りやすくなります。
ダイニングでは天板から60〜80cmに吊るす
ダイニングテーブルの上に吊るす場合は、テーブル天板から照明の下端まで60〜80cmを目安にしましょう。この高さなら、手元を照らしやすく、向かいに座る人の視界も遮りにくくなります。
高すぎると照明の存在感が弱くなり、低すぎると食事中に邪魔に感じることがあります。そのため、コードの長さを調整できるタイプを選ぶと、部屋に合わせやすくなります。
キッチンカウンターでは床から180〜190cm以上を確保する
キッチンにペンダントライトを吊るす場合は、立ち作業の邪魔にならない高さが必要です。目安として、床から照明の下端まで180〜190cm以上を確保しましょう。
また、家族の身長が高い場合は、さらに高めに調整すると安心です。作業中に頭をぶつけないか、目線を遮らないかを確認してから高さを決めましょう。
26ヶ国、240ブランド取扱い|最新トレンド照明のEL JEWEL LIGHTING
ペンダントライトを探す時は、素材感、サイズ、光の出方まで比較できる専門店で選ぶのがおすすめです。EL JEWEL LIGHTINGでは、世界26ヶ国、240ブランドの照明を取り扱っており、アイアン、スチール、ガラス、真鍮などを使ったデザイン照明を幅広くご提案しています。
黒のアイアンシェード、ワイヤーケージ型のペンダントライト、マリンランプ風の照明、海外ブランドの本格的なデザイン照明など、インダストリアルな部屋に合う照明を選びやすいのが特徴です。量販店の限られた選択肢で妥協する前に、まずはカタログで理想のイメージを広げてみてください。
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賃貸では取り付け条件と重さを確認する
賃貸でインダストリアル照明を使う場合は、デザインより先に天井の条件を確認しましょう。特に、アイアンやスチールの照明は重いため、取り付け方法と耐荷重の確認が大切です。
引掛シーリングの形状を確認する
まず、自宅の天井にある引掛シーリングの形状を確認しましょう。引掛シーリングとは、照明をカチッと回して取り付けるための配線器具です。
角型、丸型、ローゼットなど種類があり、対応する照明が変わります。そのため、購入前にスマホで写真を撮っておくと商品の適合表と見比べやすくなります。
総重量は5kg以内を目安にする
アイアンやスチール製の照明は、見た目以上に重いことがあります。そのため、ダクトレールで複数吊るす場合はレール本体と照明の合計重量を確認しましょう。目安として、総重量は5kg以内に収めると安心です。
重量がギリギリになる場合は、軽量タイプを選ぶ、管理会社に確認するなどの対策を取りましょう。
家具とインダストリアル照明のコーディネート例
照明は、家具との組み合わせで印象が大きく変わります。古材、レザー、レンガ、コンクリート、黒アイアンなどと合わせると、インダストリアルらしい空間を作りやすくなります。
古材ダイニングには黒アイアンシェードを合わせる
ダイニングテーブルには、黒のアイアンシェードがよく合います。1灯で吊るす場合は、直径30〜40cm程度の存在感のあるペンダントライトを選ぶと、テーブルの中心にしっかりアクセントが作れます。
レザーチェアやアイアン脚の家具を合わせると、無骨でまとまりのある空間になります。そのため、新品感の強い家具より少し使い込んだ質感のある家具の方が相性が良いです。
キッチンカウンターにはマリンランプを多灯吊りする
キッチンをカフェ風に見せたい場合は、マリンランプ風のペンダントライトもおすすめです。マリンランプとは、船舶照明をもとにしたような、ガラスと金属の組み合わせが特徴のライトです。
レンガ調の壁紙や黒い棚と合わせると、工場や倉庫のような雰囲気が出ます。特に、ダクトレールを使って小型のマリンランプを2〜3灯吊るすと、カウンターまわりが一気に印象的になります。
ワンルームにはワイヤーケージ型を合わせる
コンクリート風の壁紙や無機質な家具が多いワンルームには、ワイヤーケージ型の照明が合います。電球が見えるデザインなので、フィラメント風LEDを合わせると雰囲気が出ます。
ただし、天井照明だけでは寒々しく見えることがあります。部屋の隅にフロアライトを置いたり、壁に光を当てたりすると、無機質な空間に温かみが加わります。電球色の光を使うことで、コンクリートの冷たさをやわらげられます。
コード処理まで整えると完成度が上がる
本体のデザインだけでなく、コードや天井まわりの処理も重要です。長すぎるコードをそのままにしたり、プラスチックの結束バンドでまとめたりすると、せっかくの無骨な雰囲気が弱くなります。
長いコードはチェーン吊りで調整する
海外製やデザイン照明は、コードが長めに作られていることがあります。コードが長い場合は、チェーン吊りタイプを選ぶと、インダストリアルな雰囲気に合いやすいです。
チェーンの輪にフックを掛けて長さを調整できるため、見た目も自然です。金属のチェーンが加わることで、さらに無骨な印象になります。
コードの余りは金属製シーリングカップに隠す
天井まわりをすっきり見せたい場合は、金属製のシーリングカップ付き照明を選ぶのがおすすめです。シーリングカップとは、天井の接続部分や余ったコードを隠すカバーのことです。
黒や真鍮色、スチール色のカップなら、インダストリアルな空間にも自然になじみます。コードを外で束ねるより、カップの中に収納した方が生活感が出にくくなります。
まとめ|素材・光・重さを確認してインダストリアル照明を選ぶ
黒のスチールやアイアンを選び、古材、レザー、レンガ、コンクリートなどと組み合わせましょう。より、インダストリアルスタイルな無骨でかっこいい空間に近づきます。
ただし、金属シェードは光を通しにくいため、1灯だけでは部屋全体が暗くなることがあります。フロアライトやテーブルランプを組み合わせ、多灯分散で明るさを補いましょう。
賃貸では、引掛シーリングの形状と総重量の確認が欠かせません。ダクトレールを使う場合は、レール本体と照明を合わせて5kg以内を目安にすると安心です。
迷った時は、次の順番で確認してください。
1. 黒のスチールやアイアン素材を選ぶ
2. 古材・レザー・レンガ・コンクリートと合わせる
3. 光の色は2700K〜3000Kの電球色にする
4. 金属シェードの暗さは多灯分散で補う
5. 電球が見える照明にはフィラメント風LEDを選ぶ
6. 眩しさが気になる場所では40W相当以下にする
7. 1灯吊りか多灯吊りかでサイズを決める
8. 賃貸では引掛シーリングと総重量を確認する
9. コードとシーリングカップまで整える
このポイントを押さえれば、賃貸でもインダストリアルなペンダントライトを取り入れやすく、無骨でおしゃれな空間を作れます。