黒い照明で部屋が暗くなる?明るさ・シェード・配光の選び方 - エルジュエル ライティング

黒い照明で部屋が暗くなる?明るさ・シェード・配光の選び方

モノトーン 照明

黒い照明は、部屋を引き締めてモダンに見せられる人気のアイテムです。白やグレーを基調とした空間に取り入れるだけでも、インテリアにメリハリが生まれます。
一方で、「取り付けてみたら部屋が暗くなった」「テーブルの上だけしか明るくならない」「電球が眩しく感じる」といった失敗も少なくありません。
黒い照明で暗く感じる原因は、器具の色だけではありません。シェードの素材や形、内側の色、光が広がる方向によっても明るさは大きく変わります。
この記事では、黒い照明で部屋が暗く見える理由から、必要な明るさ、シェードの選び方、光の広がり方まで分かりやすく解説します。黒い照明のかっこよさを生かしながら、暗さや眩しさを防ぎましょう。

黒い照明で部屋が暗く感じる理由

モノトーン アクセント

黒い照明を取り付けたからといって、必ず部屋が暗くなるわけではありません。ただし、黒い金属や不透明なシェードは光を通しにくく、器具の形によっては光が一方向にしか広がらないことがあります。
まずは、黒い照明が暗く感じられる主な原因を確認しましょう。

黒いシェードは光を通さない

金属製の黒いシェードは、ガラスや布のシェードとは異なり、光をほとんど通しません。シェードの下側が開いているペンダントライトの場合、テーブル上は明るくなりますが、天井や壁には光が届きにくくなります。
床やテーブルだけが明るく、天井や壁が暗い状態になると、部屋全体としては実際の光量以上に暗く感じることがあります。黒い照明を選ぶ時は、電球の明るさだけでなく、光がどの方向へ広がるのかを確認することが大切です。

内側まで黒いと光が反射しにくい

シェードの外側だけでなく、内側まで黒い照明は、光が反射しにくい傾向があります。特に、シェードの深いペンダントライトでは、電球の光が内側で吸収され、照らせる範囲が狭くなることがあります。
同じ形の照明でも、内側が白やゴールドになっているもののほうが、光を効率よく反射しやすくなります。

黒い器具は白い器具より大きく見える

同じサイズの照明でも、黒い器具は白い器具より存在感が強く見えます。白い天井に大きな黒いシーリングライトを取り付けると、天井に黒い塊があるように見え、圧迫感が出ることがあります。
特に、天井の低い部屋やコンパクトな部屋では、器具の大きさによる圧迫感が「暗い」「狭い」という印象につながりやすくなります。

黒い照明は必要な明るさに余裕を持たせる

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黒い照明を選ぶ時は、デザインだけでなく、照明器具から得られる明るさも確認しましょう。確認したいのは、電球のワット数だけではありません。実際の明るさを示す「lm(ルーメン)」や、器具の適用畳数を見ることが重要です。

適用畳数の境目なら明るいほうを選ぶ

照明器具に「6畳用」「8畳用」などの表記がある場合、黒や濃いグレーの家具が多い部屋では、適用畳数に少し余裕を持たせると安心です。
たとえば、6畳の部屋で6畳用と8畳用のどちらにするか迷った場合は、調光できる8畳用を選ぶ方法があります。明るすぎる場合は暗く調整できますが、器具そのものの光量が不足している場合は、後から明るくすることが難しいためです。
ただし、寝室や落ち着いて過ごすリビングでは、明るさを増やしすぎると眩しく感じることがあります。明るさを細かく変えられる調光機能付きの照明を選ぶと使いやすくなります。

壁や床が暗い部屋は明るさが必要になる

必要な明るさは、照明器具の色だけでなく、壁、床、カーテン、家具の色によっても変わります。白い壁や明るい床は光を反射しやすいため、部屋全体に光が広がります。反対に、黒や濃いグレーの壁、ダークブラウンの床、濃色のカーテンは、光を反射しにくい傾向があります。
黒い照明を使う部屋に濃い色の家具や内装が多い場合は、白を基調とした部屋よりも明るさに余裕を持たせましょう。

1台で照らさず複数の照明を組み合わせる

黒いペンダントライトだけで部屋全体を明るくしようとすると、電球を明るくしすぎて、テーブル上だけが眩しくなることがあります。部屋全体を心地よく照らすには、複数の照明を組み合わせる方法がおすすめです。

  • 天井照明で部屋全体の明るさを確保する
  • ペンダントライトでテーブル上を照らす
  • フロアライトで壁や天井を明るくする
  • テーブルランプで目線に近い位置へ光を足す

光源を分散させると、黒い照明のデザインを生かしながら、部屋の暗さを補えます。

黒いシェードは内側の色を確認する

照明 おしゃれ

黒い照明を選ぶ時に見落としやすいのが、シェードの内側です。外側の色や形だけで判断せず、商品写真や仕様欄で、内側の色や仕上げまで確認しましょう。

明るさを重視するなら内側が白

外側が黒、内側が白いシェードは、黒い照明のシャープな印象を保ちながら、光を明るく反射しやすい組み合わせです。
テーブル上をすっきり明るく見せたいダイニングや、作業をするデスクまわりにも合わせやすくなります。モダンで清潔感のある印象にしたい場合にもおすすめです。

温かみを加えるならゴールドやカッパー

シェードの内側がゴールド、真鍮色、カッパーになっている照明は、光を温かく見せやすいのが特徴です。黒一色の照明よりも表情が出やすく、ホテルやレストランのような高級感を演出できます。
特に、ダイニングでは料理や木製のテーブルを温かく見せやすくなります。ただし、内側の金属色が濃い場合は、光が黄色やオレンジに見えることがあります。照明の商品写真だけでなく、点灯時の写真も確認しましょう。

内側まで黒い照明は用途を限定する

外側も内側も黒い照明は、陰影が強く、重厚感のある空間を作れます。一方で、部屋全体を明るくするメイン照明には向かない場合があります。
カウンターの上、ディスプレイスペース、ベッドサイドなど、照らす範囲を限定したい場所では使いやすいデザインです。内側まで黒い照明を使う場合は、別の天井照明や間接照明と組み合わせましょう。

光が上や横にも広がるデザインを選ぶ

モノトーン デザイン

黒い照明による暗さを防ぐには、シェードの内側だけでなく、光の広がり方も重要です。照明器具の説明にある配光図や点灯写真を確認し、下方向だけでなく、天井や壁にも光が届くかを確認しましょう。

上部が開いたシェードを選ぶ

シェードの上部が開いているペンダントライトは、下方向だけでなく上方向にも光が広がります。天井に当たった光が反射すると、部屋全体がやわらかく明るく見えます。黒い照明の存在感を出しながら、天井の暗さや圧迫感を抑えたい場合に適しています。

スリットや穴のあるデザインを選ぶ

シェードにスリットや小さな穴が開いている照明は、横や上にも光が漏れます。点灯すると壁や天井に光と影の模様が生まれ、照明そのものの装飾性も高まります。
ただし、細かな穴から強い光が見えるデザインは、見る角度によって眩しく感じることがあります。ソファやベッドなど、低い位置から見上げる場所では注意しましょう。

乳白ガラスとの組み合わせを選ぶ

黒いフレームと乳白ガラスを組み合わせた照明は、黒の引き締まった印象と、やわらかい光の両方を取り入れられます。
乳白ガラスが電球の光を拡散するため、透明ガラスや裸電球よりも眩しさを感じにくくなります。リビング、寝室、玄関など、落ち着いた明るさが必要な場所にも取り入れやすい組み合わせです。

電球が直接見えないデザインで眩しさを防ぐ

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黒い照明では、部屋の暗さだけでなく、光源の眩しさにも注意が必要です。白い壁や天井の前に黒い照明を置くと、照明器具と電球の明暗差が大きくなり、電球の光が強く感じられることがあります。

深めのシェードを選ぶ

電球がシェードの縁より奥に隠れるデザインは、光源が直接目に入りにくくなります。特に、ダイニングのペンダントライトや、ソファ横のフロアライトなど、目線に近い位置で使う照明に適しています。
照明を下から見上げる場所では、商品写真を正面から見るだけでなく、下側から見た時に電球がどの程度見えるかも確認しましょう。

透明な裸電球は明るさを上げすぎない

黒いソケットと透明な電球を組み合わせた照明は、インダストリアルな空間によく合います。ただし、電球が直接見えるため、明るい電球を取り付けると眩しく感じやすくなります。
裸電球を使用する場合は、光量を抑えた電球や、ガラスの内側に加工が施された眩しさを軽減しやすい電球を検討しましょう。

部屋と照明の位置に合わせて黒を使う

部屋 黒

黒い照明は、取り付ける高さや場所によって、見え方が大きく変わります。部屋全体を黒い照明で統一するのではなく、視線を集めたい場所にアクセントとして使うと、圧迫感を抑えやすくなります。

天井が低い部屋では大きな黒い照明を避ける

一般的な住宅の天井に大きな黒いシーリングライトを取り付けると、器具の存在感が強くなります。そのため、天井が低く見えることがあります。天井付近に黒を取り入れる場合は、薄型のシーリングライトや、細いフレームを使ったデザインを選ぶと圧迫感を抑えやすくなります。
黒いダクトレールを使う場合も、天井を横切る黒い線が強調されます。ホテルライクなモノトーン空間を目指す場合は、レールは白で天井になじませ、スポットライトやペンダントライトだけを黒にする方法もあります。

ダイニングでは低い位置に吊るす

黒いペンダントライトは、ダイニングテーブルの上に低めに吊るすと、空間のアクセントになります。目安として、テーブルの天板から照明の下端まで60〜80cm程度にすると、テーブル上へ光を集めやすくなります。
ただし、器具が大きい場合や、座る人の顔が隠れる場合は高さを調整しましょう。照明を低く吊るすほど光がテーブルに集まり、部屋全体には広がりにくくなります。ダイニング以外の明るさは、ダウンライトやフロアライトで補うとバランスが整います。

リビングではフロアライトで黒を取り入れる

リビングで黒い照明を使いたい場合は、天井照明を黒にするだけではありません。フロアライトやテーブルランプで取り入れる方法もあります。
白やグレーを基調とした部屋に細身の黒いフロアライトを置くのもよいでしょう。空間を引き締めながら、圧迫感を抑えられます。特に、壁や天井へ光を向けられるタイプは間接照明として部屋の暗さも補えます。

黒い照明はサイズと素材も確認する

部屋 黒

黒い照明の重さや圧迫感は、色だけでなく、器具のサイズや素材によっても変わります。同じ黒でも、太いフレームと細いフレームでは、部屋に与える印象が異なります。

黒い照明は少し小さめでも存在感が出る

黒い照明は輪郭がはっきり見えます。そのため、白い照明よりも存在感が強くなります。コンパクトな部屋では、フレームの太さやシェードの奥行きも確認しましょう。
大きな黒いシェードを取付ける代わりに、小さめのペンダントライトを複数並べる方法もあります。ただし、灯数が増えるとコードや天井の接続部分も目立ちやすくなります。そのため、全体のバランスを必ず確認してください。

高級感を出すならマットブラックを選ぶ

黒い照明で落ち着いた高級感を出したい場合は、ツヤを抑えたマットブラックが合わせやすいです。マットなスチールやアイアンは光の反射が穏やかで、モノトーン、モダン、インダストリアルなど幅広いインテリアに合わせられます。
一方で、ツヤの強い黒いプラスチックは、照明の形や仕上げによっては生活感が出ることがあります。選ぶ時は、「マット」「つや消し」「スチール」「アイアン」「粉体塗装」などを確認しましょう。

真鍮やシルバーを組み合わせる

黒一色で重く感じる場合は、真鍮、ゴールド、シルバーなどの金属が入った照明がおすすめです。黒と真鍮の組み合わせは、温かみと高級感を加えやすくなります。黒とシルバーやクロームの組み合わせは、シャープで都会的な印象になります。
また、照明に使われている金属色を家具の脚、取っ手、水栓などとそろえると部屋に統一感が出ます。

黒い照明で失敗しやすい4つの選び方

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黒い照明を購入する前に、よくある失敗も確認しておきましょう。

部屋の照明をすべて黒にする

モノトーンにしたいからといって、シーリングライト、ダクトレール、ペンダントライト、フロアライトをすべて黒にしない方がよいです。部屋が重く見えてしまうことがあるためです。黒の照明は視線を集めたい場所へ絞って取り入れると効果的です。

内側の色を確認しない

黒いシェードを選ぶ際に、外側だけを見て購入すると失敗しやすいです。想像以上に光が広がらないことがあります。そのため、明るさを重視する場合は内側が白、温かさや高級感を重視する場合はゴールドや真鍮色を選びましょう。

明るい裸電球を取り付ける

部屋が暗いからと、光源が見える照明に非常に明るい電球を取付けるのは安易です。より、眩しさが強くなってしまうことがあります。部屋全体の明るさは別の照明で補いましょう。裸電球はアクセントとして使用するとバランスが整います。

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黒い照明でも、マットな質感のもの、内側がゴールドやカッパーになっているもの、上部から光が漏れるものなど、空間に合わせて選ぶことで、暗さや圧迫感を抑えることができます。
洗練されたモノトーン空間を作りたい方は、デザインだけでなく、明るさ・配光・素材感まで含めて照明を選ぶのがおすすめです。

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まとめ|モノトーン部屋の照明は「色・明るさ・光の色・素材」で選ぶ

黒い照明は、部屋を引き締めてモダンに見せられるます。一方、シェードの形や素材によっては、光が広がりにくくなることがあります。黒い照明を選ぶ時は、次の順番で確認しましょう。

  • 部屋に必要な明るさを確保できるか
  • シェードの内側が白や真鍮色になっているか
  • 上方向や横方向にも光が広がるか
  • 電球が直接目に入らないか
  • 天井の高さや部屋の広さに対して大きすぎないか
  • 天井照明以外の照明を組み合わせられるか
  • マットブラックなど質感のある仕上げか

黒い照明による暗さは、電球を明るくするだけでは解決できないことがあります。シェードの内側、光の方向、光源の位置、ほかの照明との組み合わせまで考えましょう。より、黒い照明の魅力を生かした心地よい空間を作れます。

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