シーリングライトの選び方ガイド|失敗しないポイント
シーリングライトは部屋の印象と暮らしやすさを大きく左右する重要な照明です。
選び方を誤ると暗すぎたり、まぶしすぎたり、圧迫感のある空間になりがちです。
ここでは、失敗しないために必ず押さえておきたい5つのポイントをご紹介します。
1. シーリングライトとは
天井の吊り元(配線が出ている場所)に取り付ける照明器具全般のことをシーリングライトと言います。
日本の場合「引っ掛けシーリング」という日本独自の取付プラグがついている場所が吊り元となり、埋め込み式の照明(ダウンライト)や天井に器具がぴったり付く照明(フラッシュマウント)、シャンデリアやペンダントもすべてシーリングライトに属します。
日本では戦後以来「天井に直接つける、直に付ける」という翻訳が誤解され、天井に器具がぴったり付くタイプの照明のことをシーリングライトと呼ぶのが通例ですが、天井の吊り元に取り付ける照明はすべて、世界基準ではシーリングライトと呼びます。
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2. シーリングライトの種類
シーリングライトには、以下の種類があります。
- ダウンライト
天井埋め込み式の照明 - フラッシュマウント
天井に器具がぴったり付くタイプの照明 - セミフラッシュマウント
吊り元と器具の間に短い「ステム」と呼ばれる芯棒がついた照明 - ペンダントライト
チェーンやコードで吊るタイプの照明
日本では、「フラッシュマウント」や「セミフラッシュマウント」は聞きなれないので、これらの照明を総じて「シーリングライト」と呼ぶことが通例です。
また、「ペンダントライト」は天井からチェーンやコードで吊り下がってる照明です。シャンデリアもペンダントライトに含まれますが、海外ではシャンデリアとペンダントライトが同義語のように使用されている場合も非常によく見られます。
最近、日本でトレンドの「スポットライト」は、天井の配線に直接取り付けるのではなく、天井に施工された「ダクトレール(ショップレール、ショップラインとも言う)」に取り付ける照明ですので、シーリングライトには含まれません。
◆シーリングライト選びで重視すべき7つのポイント
空間のメイン照明となり、部屋の印象や居心地を大きく左右する重要な照明です。部屋のサイズと用途に合わせて、機能性、デザイン性、サイズ、予算のうちどれを重視するか、よく検討して選びましょう。ここでは、失敗しないために必ず押さえておきたい5つのポイントを紹介します。
① 天井高に合ったサイズを選ぶ
シーリングライトを選ぶ際、もっとも失敗が多いのが、部屋の天井高を確認せずに購入してしまうこと。
設置してみたらシーリングライトの位置が思ったより下になってしまった…という失敗は、とても多く聞きます。また、一般住宅の天井高は通常220~280cmと幅広く、選べるシーリングライトは天井高が10cm違うだけでもかなり選択肢が変わります。購入の際はまず最初に天井高を測りましょう。
② 部屋の広さに合った明るさを選ぶ
①と同じくらい失敗が多いのが、シーリングライトの明るさが部屋の広さに合っているか確認せずに購入してしまうこと。
設置してみたら思っていた明るさじゃなかった…という失敗は、とてもよく聞きます。そこで、もっと明るくするため、または暗くするために白熱電球を使用しようとするのは大間違い!
最近の照明器具は使用電力の少ないLED電球に合わせた電気ケーブルを使用しています。そのため、使用電力の多い白熱電球を使用すると、焦げや発火の危険があります。購入の際はその照明が部屋の広さに合った明るさかどうか、確認して購入しましょう。
③ 取付方法を確認する
購入した照明が引っ掛けシーリングで取り付けできない…という失敗についてです。
日本では、個人が簡単にシーリングライトを取り付けできる「引っ掛けシーリング」という日本独自の取付プラグがあります。そのため、どんなシーリングライトでも引っ掛けシーリングで取り付けできると思い違いしている人がとても多いのです。
取付方法の詳細
日本以外ではすべて直付け工事で取り付けます。そのため、海外や海外サイトで購入したシーリングライトはすべて直付け仕様です。
また、国内で購入しても5kg以上の重量の場合、直付け仕様にの場合が多いです。5~10kgの重量の場合は、特殊な器具の使用によって引っ掛けシーリングで取り付けが可能になる場合もあります。そして、10kg以上の重量の場合は、どんな照明でも直付け工事が必要です。
④ 部屋の用途に合わせたデザインを選ぶ
シーリングライトはその空間のメイン照明になります。ゲストを迎える部屋や自分のこだわりの空間には、やはりフォーカルポイントになるデザイン性の高いシーリングライトがオススメです。また、照明の真下が動線の場合、フラッシュマウントやセミフラッシュマウントの高さが低いシーリングライトを選ぶとよいでしょう。新築や引っ越しで照明器具を一式そろえるのはかなりの出費になるもの。部屋の用途に合わせて予算組みをしながら選んでください。
⑤ LED照明の落とし穴
LEDライトの寿命は約40,000時間と長寿命を謳われています。LEDは精密機器が内蔵されており、使用する場所での様々な環境要因により、実際にはそこまでの長寿命を保てない場合が意外に多くあります。 また、最近多いのが電球交換が必要ない内蔵LED(=集積LED)の照明です。LEDの経年劣化で年数が経つにつれ徐々に暗く感じてきます。電球の取換えができないため照明器具自体を買い替える必要があります。そのため、内蔵LEDの照明は照明器具自体が消耗品と考える必要があるでしょう。
⑥ 色温度と演色性(Ra)を部屋用途に応じて選ぶ
光色は、雰囲気を決定づけるポイントです。LEDの光色は、色温度(ケルビン)の数値が高くなるにつれ、電球色→温白色→昼白色→昼光色になります。
寝室はリラックスできる電球色、リビングなら落ち着きのある温白色がおすすめです。また、演色性(Ra)は物の色の見え方に影響を与えます。料理をおいしそうに見せたいダイニングテーブルには電球色を。お化粧をするドレッサーや服の色を正確に見たいクローゼットには昼白色が良いです。
⑦ 調光・調色・センサー機能の有無
照明器具の機能性は、LEDの出現により日進月歩で進化しています。シーンに合わせて光色を変えられる調色機能や、明るさを変えられる調光機能、人感センサーでオンオフや明暗できたり、Bluetoothで繋げられたりと、機能も多種多様です。 このような新たに生まれた機能は、すべての照明が対応できるわけではありません。例えば、日本と電圧の異なる海外の集積LED照明は、調光不可がほとんどです。様々な機能を重視する場合は、選んだ照明がその機能に対応できるか確認しましょう。
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まとめ:あなたの暮らしにぴったりなシーリングライトを選ぼう
シーリングライトは「明るさ」「色温度」「機能」「デザイン」「メンテナンス性」の5つを基準に選べば失敗を防げます。さらに、部屋ごとの用途やライフスタイルに合わせて選ぶことで、快適で美しい空間を実現できます。
正しい選び方を知れば、あなたの部屋はより心地よく、上質な時間を過ごせる場所へと変わるでしょう。
◇エルジュエルで取扱いの引っ掛けシーリングのシーリングライトはこちら→
※海外の引っ掛けシーリングは直付けですのでお気を付けください。
監修者
株式会社EL JEWEL 代表取締役
森 みどり
- 世界26ヵ国216ブランドの海外照明を取り扱う、海外輸入照明販売サイト「EL JEWEL LIGHTING」を運営。
- 特殊照明のプロフェッショナル集団「EL JEWEL LIGHTING MAINTECH」事業部では、フランスの超有名老舗ブランドからメンテナンス指定業者に認定。また国土交通省管轄の国宝照明のメンテナンスも行っている。
- 一般社団法人全国シャンデリア・デザイン照明協会 理事。









